2021/06/03 21:19

【高まるHIP HOPの勢い】


RUN-DMCの成功からしばらくして、Def Jam Recordingsで働いていたアンドレ・ハレル(Andre O’Neal Harrell / 1960 – 2020) は、次にR&BとHIP HOPを主体としたレーベル【Uptown Records】(アップタウンレコーズ)を創立。


アンドレ・ハレルはこのレーベルを通してPuff Daddy(1969-)やMary J. Blige(1971-)といったNYの大スターたちを発掘していくことになります。


こうしてNYでHIP HOPの勢いは順調に高まっていくのですが、ここでNY市クイーンズ区東部クイーンズビレッジを代表するThe Juice Crew(1983-1991)と、NY市ブロンクス区南西部サウスブロンクスを代表するBoogie Down Productions(1986-1992)という2つの大人気グループの間で『HIP HOPはNYのどこで本当に始まったか』をめぐってHIP HOP史上初となる大規模なビーフ【The Bridge Wars】が始まります。


※ビーフ:アーティスト間の喧嘩や揉め事。


✅次回【ギャングスタラップの始まり】お楽しみに!


 P.S.イラストはアンドレ・ハレル🖋


ストリートカルチャーの歴史を沢山の方に知ってほしいなぁと思い、週に2回ほど短編ストーリーを公開しています🖋

ご興味ある方は読んでみてください👓