2021/05/23 17:32

【HIP HOPとMTV-2】



1988年、RUN-DMC(HIP HOP)とAerosmith(ロック)のコラボ曲『Walk This Way』の成功の甲斐あって、これまでほとんどロックしか取り扱ってこなかったMTVがついにHIP HOPの実力を認め、『ラップが数字(視聴率)取れそうだからやってみようか!』と言う事で、ラップ専用のテレビ番組『Yo! MTV Raps』の放送を開始します。


司会はグラフィティアートを通して業界で絶対的信頼のあったFab 5 Freddy(1959-)が務め、ラッパーたちの生活や作曲の裏側などをインタビューし、それをテレビ放送したことでラッパーたちが芸能人のような扱いをされるようになりました。


※グラフィティアート:主にスプレーを用いて、公共の場に描かれる文字および絵のこと。

一部マニアの間では、描きにくい場所に描かれたものほど高く評価される傾向があるという。

これを芸術だと解釈する人は「グラフィティ・アート」と呼び、悪質ないたずらと解釈する人は「落書き」と呼ぶ。


そういえば先日『大阪市某エリアの落書き撲滅運動が成功しました!』と言うグラフィティが全消されたと言う記事を読んで、なんだか言葉にできない気持ちになりました。w

芸術とは何か。ルールとは何か。

グラフィティに関しては語りたい事が多いのでまた別で特集します!


それではまた次回!


✅次回【高まるHIP HOPの勢い】お楽しみに!


 P.S.イラストはFab 5 Freddy🖋


ストリートカルチャーの歴史を沢山の方に知ってほしいなぁと思い、週に2回ほど短編ストーリーを公開しています🖋

ご興味ある方は読んでみてください👓