2021/04/06 14:00

【黒人コミュニティの破壊】※R-13



当時1番の影響力を持っていたMTVの放送が始まった1981年、この頃を境に政府が意図的に持ち込んだとされる”クラック”という安くて中毒性の高いドラックがLAのゲトーから全米に広がりました。


※クラック:コカイン(粉状)を固形にしたもの


これに当時大統領だったレーガン大統領が厳罰化を命じると、逮捕者が続出。

前科があるせいで職に就けない黒人が増え、1983年には黒人の失業率が21%を記録しました。


しかし生活費を稼ぐ手段として、子供も大人もドラッグを売るかバイトをするしかない状況に陥っていたので、この悪循環から抜け出せずに逮捕者や中毒者も引き続き増加したことで、瞬く間に移民や黒人のコミュニティは破壊されていきました。


HIP HOP文化は数十年にわたってレーガン時代を近代アメリカ史の中で危険で決定的な転機として引用し、多くのラッパーたちによって反レーガン批判記録が曲に残されています。


そしてここから奴隷制以降、黒人の歴史における第2の暗黒時代が始まります。


✅次回【ザ・メッセージ】※R-13 

4/9(Fri)14:00更新🖋お楽しみに!


 P.S.イラストはレーガン大統領🖋


ストリートカルチャーの歴史を沢山の方に知ってほしいなぁと思い、週に3回火・金・日曜に短編ストーリーを公開しています🖋

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