2021/03/30 18:00
【NY大停電とHIP HOP成長期】
1977年7月13日、ハドソン川の変電所で落雷が発生。
ニューヨークでクリスマスとも呼ばれた大停電が起きました。
その夜、暗闇に包まれた街中の店から物という物が盗まれ、
一夜明けたその翌朝なんと、、、ゲトーから大量のDJが誕生。
※ゲトー:スラム街などの貧困地区のこと
HIP HOP黎明期の3大DJ、グランドマスター・フラッシュ(Grandmaster Flash 1958-)やクールハーク(Kool Herc 1955-)、アフリカ・バンバータ(Afrika Bambaataa 1957-)に憧れたゲトーの黒人たちがDJセットを大量に店からパクリ、翌日ニューヨークにDJが大量発生したわけです。
このおかげでHIP HOPの音楽活動がより活発になり目立つようになった結果、彼らがやっていた音楽が世間から”ラップ”と呼ばれるようになりました。
1970年代後半に差し掛かったこの頃、ジェームスブラウンが発展させたFUNKは一時的に衰退を迎えますが、それと入れ替わるようにジョージクリントンが発展させたPファンクはやがてピークを迎えます。
余談ですが、Netflixに当時の様子を題材にした『ゲットダウン』と言う映画があるので、文章読むのが苦手な方はそちらを見てみても良いかもしれません☆
ヒップホップ界のパイオニアであるDJ、グランドマスター・フラッシュ、DJクール・ハーク、アフリカ・バンバータのほか、人気ラッパーのNasがラップ指導も担当、マイケル・ジャクソンやマドンナの振付師として知られるリッチ&トーン兄弟が振り付け担当したそうなのでストリート好きなら楽しめる作品ではないかと思います!
P.S.イラストはFUNKの創始者ジェームスブラウン🖋
✅ストリートカルチャーの歴史を沢山の方に知っていただけたらなぁと思い、週に3回火・金・日曜に短編ストーリーを公開しています🖋ご興味ある方は読んでみてください👓
✅今週からエピソード2が始まりました!次回は4/2(Fri)18:00更新🖋お楽しみに!