2021/03/23 17:35

ヨーヨー界では言わずと知れたフクロウがシンボルのmowlブランド



これまでいくつかのプロダクトロゴを担当させていただいたデザイナーがmowlヨーヨーのアートワーク制作について語ります。


【MRL-03】


当初店舗ロゴ等、平面へのデザインをメインに行っていましたので、初めてヨーヨーデザインのご依頼をいただいた時は『え?ヨーヨー?』というのが正直な感想でした。


ヨーヨーは未知の世界だったので、完成品の想像がつかず正解がわからないというのが大きな不安要素でした。


それでも是非一度!と言うことでチャレンジ。


ちなみに1番最初に提案した、蛇女メデューサをテーマに描いたMRLのデザインはプロダクト化見送り。笑


本日、初めてその作品を公開します。↓


まだこれは紙にボールペンで書いていた時代です。


それから派生して進化したデザインがこちら↓


これがKALONが手掛けたmowlアートワーク最初で最後の紙とペンを使った作品です。


プロダクト化したのは新型サーベイランスが先でしたが、アートワーク制作はMRL-03の方が先だった為、これが最初で最後のアナログ手描き作品となりました。


【Surveillance】


次にご依頼頂いたのが眼と字盤をモチーフにしたサーベイランスのアートワーク。


余談ですが実は昔から眼を描くのが好きでよく描いていました。


8年前の作品↓


6年ほど前に描いたこの作品も小さな眼の集合体です。↓


立体物の制作と、新しく出会ったヨーヨーと言う分野に魅了される一方、サーベイランスはヨーヨーロゴデザイン制作最初の試練を与えてくれたプロダクトでした。


より立体的な眼を描くための繊細さがレーザー彫刻でうまく表現されないという問題。


そのため極限まで細かい線を削り、レーザーで表現できるMAXの線の細さでインパクトのある作品を描かなければいけないということ。


また、ヨーヨーの構造上避けられない凹凸、アクセル裏側の小さな突起などによってデザインが崩れてしまうため、

うまく機体に馴染むようにデザインしなければいけないということ。


それらを全て考慮した上で完成したのが、新型サーベイランスのロゴデザインです。



ファイヤーパターンを施したInfernoも立体物に良く馴染み、とても制作の楽しい作品でした。


と、語り出したらキリがないくらいmowlヨーヨープロダクトの制作過程には

お蔵入りになったデザイン案やストーリーがたくさんあって語りきれません。


少しでも多くの方にアートワークも含めてヨーヨーを楽しんでいただけますよう、今後も精進して参ります!


楽しかったから好評だったら他のプロダクトも語ろうかな。笑


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最後までお付き合い頂き有り難うございました。


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