2020/05/08 15:21
Hi!Mizukiです!
先日、久々に手描きで作品を仕上げました!
最近は基本的にペンタブを使って制作・納品していますが、
昔はそんなハイテクなものは何一つ持っていなかったので、ノートとボールペンを握りしめては
公園や静かな場所に行って絵を描いていました。
1度ペンタブを使い始めると本当に便利で、ペンタブさえあればかなり作品の幅も可能性も広がるし、
仕事で使うにはかなり重宝しているので今となってはマストアイテムですが、
やはり手描きも同じくらい好きだなぁと。
手描きはペンタブに比べると正確性には劣りますし、修正が効かないというのが一番大きな差かなぁと。
でもそれが手描きの良さだとも思っていて、修正が効かないからこそ、その人らしさや性格が顕著に表れるのが手描きの作品だと思っています。
何でもそうなんですけど、ほとんどのものは編集・修正がかかっていて、
例えばレコーディングの後にMixしたり、撮影した写真を加工したり、クオリティを求めるならその作業は必須なんですが。
その人らしさを作品に求めるなら、やっぱり手描きが一番かなと。
人生って消しゴムで消して新しい線を引き直すって事ができないじゃないですか。
手描きもそれと一緒で、
今回の作品は特に下書き無しで進めたので、
何かに沿ったペンの進め方も、余分な下書きを消しゴムで消すことも、間違った線を描き直すこともできず、
ここまで引いてしまった線をどうバランスよく作品を完成させるかというところに集中する事が必要でした。
このなんというか、人生に似た感じが私はすごく好きで。
反面、新しい技術を駆使したクオリティの高い作品にもまた感動するのは事実で、これはペンタブを否定している記事ではありませんw
でも音楽のライブなんかもそうなんですけど、
修正なしでクオリティの高いものが一番かっこいいと思うわけです。
CDよりLiveがかっこいいアーティストはやっぱりかっこいいと思うし、デザインも然りかなぁと。
ペンタブを使っているからこそ養われたバランス感やアイデアは確実にあるし、
使い分けてどっちの良さも上手く使って行ければなぁと思っています。
あと、もう1つ感じた大きな差は【原画】です。
手書きの場合は、世界にたった1枚の原画というものが貴重な作品として残りますが、
ペンタブの場合の原画はデータになるので、アイデア自体は重宝されますが、作品自体はプリンターさえあれば量産できます。
もちろん手描きの作品もスキャンすれば量産できますが、そこに原画があるかないかは大きな違いかなと。
どちらも良し悪しありますが、久々に手描き作品を描いてみて感じたことを綴ってみました!
何かの参考になれば幸いです^^
次回は大きなキャンパスにも挑戦してみたいなぁなんて思っています!
それではまた★!
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